こんにちは! いわちゃんです!
今回は「試合を想定した練習 ~緊張を克服する~」について話します!

この記事は以下の人におすすめ!
・硬式テニスで強くなりたい方
・限られた時間で練習やトレーニングを行い強くなりたい方
・緊張に弱い方
・メンタルを強化したい方
はじめに ~背景~
限られた時間の中で強くなるためには、練習のための練習ではなく、試合を想定した意味のある練習を行う必要があります。
私自身、特に社会人になりたての頃は、ただ漠然となんの目的もなく練習をして、その日調子が良いのか悪いのかという点にばかり意識を向けて練習をすることが多かったです。
※「調子」についての記事はこちら!
【硬式テニス】調子の見極め方と悪い時の対処法
そのため、「良くも悪くも気持ちよくテニスができればそれでいい」という感じでした。
それでは学生時代と比べて練習量が減る社会人テニスにおいては、次第に実力が低下していく一方です。
その中でも私は目標ができ、次第に考えて練習するようになり、これまで色々と工夫をしてきましたのでその経験を一部記事にしました!
今回は特に「緊張を克服する」ための工夫について話します。
子育て中の社会人、就活やテスト期間の学生など、限られた時間の中で練習やトレーニングを積み上げて強くなりたい方のヒントになればと思います!
※「社会人テニスでの目標や魅力」についての記事はこちら!
【硬式テニス】社会人テニスの魅力
ではいきましょう!
試合の緊張を克服するには?
試合では少なからず緊張します。練習では思うようなプレーができても、試合の緊張した場面では思うようなプレーができなかったという経験が皆さんにもあるのではないでしょうか?
緊張した状態でのプレーに慣れておかないと、いざ試合で緊張したときに対応できなくなってしまいます。。
練習で大切なのは、「実際の試合で直面する場面に似た緊張感を作ること」です。
これまでの経験から、試合では以下の2パターンでの緊張が訪れるとここでは定義します。
- 試合開始時の緊張
- 大事なポイントを取りたいと思った時の緊張
それぞれ解説していきます。
)試合開始時の緊張を克服

試合の開始時は緊張が解けないことが多いです。
試合が始まって数ゲーム終わるころにはある程度緊張が緩和していることも多いですが、1ゲーム目が一番緊張するという方も多いのではないでしょうか?(私がそうです、、!)
また、1ゲーム目は体の動きが悪くてより緊張を感じやすいとも思います。
緊張すると体が重く感じますが、「体が重い→緊張していると感じる→体がより重く感じる」といった流れです。
例えば皆さんも学生の時、マラソン大会や体力テストでシャトルランをやったことがあると思います。
マラソンもシャトルラン、始まる前ってとても緊張しませんか?
私は長距離走が好きではないのもあり、心臓がバクバクになるほど緊張したのを覚えています笑
ですが、いざ始まると緊張は割かしすぐに解けるはずです。
これは、体を動かし続けることでシンプルに体が動くようになり、緊張が解けているのではと思います。
これをヒントに、テニスにおいても以下を意識するのをお勧めします!
①まずはできるだけウォーミングアップを入念に行って体を動かし、ある程度リラックスして試合に入る
②試合開始時から、意識的に体を動かして緊張を解く
これらを試合の時だけ行おうとしても、「どんなウォーミングアップをやれば良いんだろう?」と悩んでしまいます。
そのため、普段からウォーミングアップの内容を試し「このアップをすれば自信持って試合に臨める!」と思えるアップ内容を決めておきましょう。
また、緊張を緩和して試合に入るために、普段の練習から決められたルーティーンを実施するのもお勧めです!
「緊張しすぎずに試合に臨める準備」をすることで緊張に対する対応力が上がっていきます!
※「ルーティーン」についての記事はこちら!
【硬式テニス】ルーティーンについて
)大事なポイントを取りたいと思った時の緊張を克服

大事なポイントを取りたいと思うととても緊張しますよね。
例えば、ゲームカウント4-4の40-40、デュース無しの一本という場面をイメージしてください、想像しただけでも緊張します、、!
「このポイントを取った方がきっと勝つ!」と思うようなポイントを目の前にして、緊張しないわけがないですね。
上記でも触れたルーティーンである程度緊張自体を緩和することも大事ですが、普段の練習でいかに緊張した場面でのプレーを想定して練習しているかがとても重要です!
練習で緊張を作るための取り組みで実施しやすい工夫は以下の2つです。
① メニューに組みこむ
・回数を〇回続けると決めたラリー
⇒ゴールが見えた時の緊張感が、デュース無しのノーアドバンテージ一本勝負の時に近いです
・罰ゲームありのポイント練習
⇒罰ゲームがあることで、罰ゲームを避けたいという心理が働き、ただポイントを数えるよりも緊張感が増加します
② 自らルールを科して真剣に意識し、緊張を作る
普段の何気ないラリーなどで、以下のようなルールを作ります。
「このポイントを取れなかったら練習後に食べるのを楽しみにしていたアイス/ラーメン等を抜きにする」
アイスやラーメンを楽しみにしていればしているほど、自分に緊張を促すことができます。
②+α 過去の試合の具体的な場面をイメージして自分に負荷をかける
これまでで負けて一番悔しかった試合の、絶対に取りたかったけど取れなかったポイントを真剣に思い出します。
対戦相手、試合会場、天気、会場の雰囲気、その時使っていたラケットやウェアなど、できる限り詳細に思い出すのがポイントです。
そうすることで、じわじわと緊張を感じられるのが分かるかと思います。
その状態で「このポイントを取れたら勝てる!」と意識してラリー練習することで、強い緊張を普段から作ることができます。

★特に②、②+αは、しっかりとイメージすることで緊張感を上げることができますし、練習相手には強要せずに自分の意識だけで緊張に対する対応力を磨けるのでお勧めです!
★まとめ★
限られた時間の中で強くなるためには、練習のための練習ではなく、試合を想定した意味のある練習を行う必要があります。
試合でほぼ確実に訪れる「緊張感」に対する耐性を上げて自信を持ち、自分の実力を発揮できるようにしましょう!
※「自信を持ってプレーするため」についての記事はこちら!
【硬式テニス】試合で自信を持ってプレーするには?
テニスは練習相手と場所、時には天候の条件も揃ってやっとコート上でボールを打つことができます。
毎回の練習を大事に、意味のある練習にしましょう!
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