【硬式テニス】練習での思いやりについて

コラム

こんにちは! いわちゃんです!

今回は、「練習での思いやり」について話します。

いわちゃん
いわちゃん

この記事は以下の人におすすめ!
・テニスを楽しみながらも上達したい方
・気持ちよく練習したい人
・テニス中、自分にばかり意識が行ってしまって周りが見えなくなってしまう方
・部活の雰囲気を良くしたい学生の方

はじめに

皆さんは普段テニスをする時、どんな思いやりを持って練習していますか?

・ボールが必要な人にボールを渡す
・仲間が良いプレーをしたら一緒に喜ぶ
・雰囲気作り(いつも元気でポジティブ/必要以上にふざけない)
・どれだけ調子が悪くてイライラしてもそれを表に出さない
・遠くにボールを飛ばしてしまったときにすぐ謝る


などなど、沢山ありますよね。

テニスは紳士のスポーツと言われますし、一人でできる練習は限られているため、一緒に練習してくれるメンバーはとても大切な存在です。
思いやりを持つことで自分自身の上達にも繋げることができるので、ご一読いただけたら嬉しいです!

では行きましょう!

思いやることの魅力

テニスをしていると上記の場面を例として、思いやりを感じる場面が沢山ありますが、同時に思いやりを持つことの魅力も沢山あります!

思いやりを持つと、練習の質が向上し上達に繋がります。
思いやりのある言動で場の雰囲気が良くなり、コミュニケーションが活発になります。そうなると、雰囲気の良さから自然と周りに目を向けられるようにもなります。
「〇〇さんのこのプレーとても参考になるな~」、「〇〇さん、ここを直したらもっとよくなりそうだなー」など、仲間を見る視点が生まれてきます。

普段練習していると自分の状態や調子、やりたいことにばかり意識が向きがちです。
一緒に練習している仲間がどうなったらもっと上達できるのかを考えることで、そこから自身の上達のヒントに気付けることもありますし、相手を見る癖が付きます。
※調子の見極め方についてはこちら!
【硬式テニス】調子の見極め方と悪い時の対処法

試合では、自分がやりたいプレー=勝ちに繋がるプレーとは限らないため、「相手に目を向けて、どんなプレーをするのが有効なのか」を常に考えることで勝利に近づきます。

いわちゃん
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👉普段の練習から周りに目を向ける癖を付けましょう!

また、思いやりのある振る舞いを意識することで、周りから「この人ともっと一緒に練習したい!」と思ってもらえるかもしれません。そこから人脈が広がってテニスの機会も増え、新たな発見にも繋がるはずです。
ポジティブで明るくて思いやりのある人と練習をしたいと大半の人が思っているはずなので、客観的に見て「自分が一緒に練習したいと思うような振る舞いを自ら心掛けよう」と思うのも、大切な考え方だと感じています。

思いやりの落とし穴:不要な優しさに注意

思いやりが大切という話はさせていただきましたが、考え方によっては注意すべき場面もあるので、その点もお伝えします。

普段、ラリー練習をやる時間はとても多いと思います。
ロングラリー、ボレスト等、メニューも多彩です。
その際の落とし穴は、「必要以上に繋げてしまうこと」です。

テニスの試合では基本的にわざわざ繋げることはしません。

いわちゃん
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※緊張などで精神的に繋げざるを得ないということはあります!


ですが、練習の時にはわざわざ繋げる場面がよくあり、下記の経験が皆さんもあるのではないでしょうか。

・少しボールがそれたら「すみません!」と謝り、取る方も返しやすいボールを返して元のペースに戻す
・ボレストの時に短くて取れないボレーを打ってしまって謝るケース。ストローカーもボールを追わずに2バウンドで返す
・ボレストの時にボレーヤーが決められるはずの甘いボールが来たのにストローカーに深く返す

これらの意識は、相手への思いやりからくる場合が多々あるかと思います。

もちろん、練習を開始して序盤のアップであったり、他に明確な目的があるのであれば、全てのボールを決めようとする必要はありませんが、
どんなレベルでも試合で勝つことを目標にしている場合であれば、「繋げずに決めきることを最優先に練習する時間」を作ることも大切です。
そうでないと、いざ試合の時に「相手を追いつめているのに決めきれない」という状態が増えてしまいます。

いわちゃん
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👉甘いボールを決めきる意識で行うことで、相手も甘くならないように集中し、決められないようにボールを追う中でフットワークも鍛えられます!


とはいえ、いつもは決めていなかったようなボールをいきなり決めだしたりしたらそれこそ練習の雰囲気は悪くなるので、
練習しているメンバー間で認識を統一することが不可欠です。
練習の意識を変えたいなと思う方は、例えば「この5分間は試合を想定して決めきる意識でやろう!」というように、練習相手に提案してみてください!
目標や目的が近いメンバーであればきっと快く受け入れてくれると思います。
※「目標の立て方」についての記事はこちら!
【硬式テニス】目標の立て方

★まとめ★

社会人でも学生でも、一緒に練習してくれるメンバーは大切な存在のはずです。思いやりを持つことで良い練習ができますし、その時間がどんどん濃いものになっていくはずです。
この記事を書いている私も、改めて思いやりを持って毎回の練習を大切にテニスを続けていきたいと思いました。
※社会人テニスの魅力についてはこちら!
【硬式テニス】社会人テニスの魅力

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